++Himawari Diary++

2003年02月19日の日記

Kちゃんのこと

Kちゃん宅に行く予定にしていたが、3月初めに延期する。
昨日の姑のけがは大事には至らなかったが、一日一人にしておくわけにもいかない。

Kちゃん。高校入学の日、廊下に一列に並ばされた私たちは、何かを待っていた。それが何かは思い出せない。
たまたま私の前に立っていた彼女の制服の肩に糸くずがついていたのを、私が払ってあげた。それが彼女との出会いだ。

3年間の高校生活の中で本当にいろんな話をした。交換ノートも。
彼女の家庭環境は私にはとても想像がつかない程大変なようで、話を聞いてよく一緒に泣いた。

卒業後の進路は彼女と私はまったく違った。いつか連絡もつかなくなってしまっていた・・・。


卒業して6年後、彼女から突然年賀状がきた。私の住所を実家の母から聞いたらしかった。
結婚して茨城にいると・・・。翌年私も結婚して、それから家族ぐるみの付き合いが始まった。

その日からもう20年がたとうとしている。今彼女は「脊髄小脳変性症」という筋肉が衰えていく難病にかかっている。
去年の1月に彼女からそれを聞かされて、私は胸が苦しくなって上手に言葉が出てこなかった。

思うように動けなくなってきている彼女に、私が出来ることはなんだろう・・・。
「メールをやろう!いっぱい話をしよう」
「Himawariのホームページが見たい!」
「インターネットで外の世界と繋がりたい!」

今は使っていない富士通のパソコンを譲ることにした。
来月必ず持っていくからね。待っててね〜。
2003年02月19日(水)   No.2898 (仕事のこと)

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