昨年の夏にプレステ2本体と「ぼくのなつやすみ」というPS2用ゲームを買った。 10歳のボクが夏休みの間、親戚の家に預けられる。 (母親が出産のため) そこは、海の家を営んでいるおじさんおばさんの家。そこで色んな人と出逢い、別れ、そして海に潜っての王冠探し、昆虫採集、虫相撲、毎朝のラジオ体操。
そして毎日夜寝る前には日記を書き、8月31日には本当の別れが待っている。 最後は、泣けてたまらなかった・・・。 ゲームだぞと思ってはみたけど、仕方ない何だか泣けるんだから。
私の母の実家は、群馬県富岡市。 子供のころは、夏休みになると何日も田舎で過ごした。 ちょうど、同じ年頃の従妹(女の子3人+男の子1人)がいて、裏山を探索したり、広い庭で自転車に乗るのを覚えたりした。 夜になると、おじちゃんが車でドライブに連れて行ってくれたり、そうそう、はしかになったのも、たしかここで、もう誰が最初かわからないが、みんなで揃ってはしかになって、並んで寝ている写真があったな。
今はもう、おじちゃん、おばちゃん、みんな亡くなってしまい、従妹たちは全員東京に出て暮らしている。 私にとっては、きらきらした宝物のような思い出だ。
|