31日早朝、ふゆひこが亡くなりました。 高齢のふーちゃんが、食べられなくなってから、色々励ましのメールを頂いたり、心配して下さった皆さん、ありがとうございました。
数ヶ月まえから、だんだん食が細くなって痩せてきて、寝てばかりいることが増えました。 皆さんに色々教えていただいたり、ネットで調べてみたりして食事を工夫してみました。 気に入って食べてくれるものもあって、一時的に希望が見えたり・・。 それでも同じものをあげ続けると、すぐに食べなくなって、またガッカリしたり。
それでも、不安定なオイルヒーターの上にヒョイと乗ってみせて、まだまだ大丈夫かな。。と思っていました。 3日ほど前から、妙に私や他の猫たちを避けるようになりました。 押入れの中や、誰もいない寒いお風呂場などに入って行こうとします。。
嫌な予感がしました。 猫は死ぬ姿を見せない・・・よく縁の下などに入るというのを思い出したからです。 押入れの中を覗いて、「ふーちゃん、大丈夫?」などと声を掛けると慌てて場所を移そうとします。 これはかえってふーちゃん的には迷惑なのか。。。そんな風に声を掛けられるだけで辛いのか・・・。切ない気持ちになりました。 気にはなっても、そっとしておいてあげるしかないんだ・・・と他の猫たちを抱きながら泣きました。
29日の夜中、ふーちゃんが、私の寝てる布団に入ってきました。 痩せて足もしっかりしていないので、その辺りのふすまなどに、ドタッドタッとぶつかったりしながら。 あんなに避けていたのに・・・とびっくり。 「ふーちゃん、一緒に寝たいの?」 久しぶりに腕枕で寝てくれました。私は泣いてばかりでまったく眠れず、よくこうやってふーちゃんと寝たっけ。。と思い出し、また泣きました。
30日、午前中の授業から戻ると、ひなたでおとなしく寝ていました。(写真) どこも苦しいところもなく、穏やかな感じ。。安心しました。 それでも、今日は一緒にいてあげたいと思い午後の授業はキャンセルしました。
ふーちゃんはずっと寝たままでした。夕方になっても夜になっても。 時々寝がえりをうちたいらしくムクッと起き上がり反対側にバタッと倒れるので、その時は手助けをしました。 夜寝る前に自分で起き上がって、作ってあげた箱(スポンジで高さ調整してタオルを敷いたもの)に入っていきました。 私の布団の横にその箱を置き、その向こうにオイルヒーターを置いて寝ることにしました。
3時過ぎ、「カッ、カツ」という変な声で目が覚めました。 ふーちゃんの頭の位置が箱から下がっていて苦しそうで、慌ててタオルを入れて調整。 電気をつけてよくみると、鼻と口から血の混じったものを吐いていました。 涙が止まらなくなりました。 10分ほど、苦しそうな呼吸音「カッカッ」が続き、その度口を少し大きくあき辛そうで、「もういいよ、頑張らなくていいよ」 お願いします。もう逝かせてあげてと祈りながらずっとふーちゃんをなで続けました。
カッカッという音がすこしずつ弱くなり、すごく穏やかな呼吸になりました。 そして3時半ころまったく呼吸音は聞こえなくなりました。
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