++Himawari Diary++

2013年11月30日の日記

ちはるの病気2
4時過ぎ、ちはるを迎えにいく。

先生が抜いた水を見せてくれた。240ミリ取れた。
「非常にめずらしいタイプで、きれいな水ではなくて、乳白色です」
ヤクルトのような色をしている。
綺麗な水は胸水というらしく、ちはるの場合は、乳び胸というタイプで、これは肺がんによって、リンパ管への障害がおきているためらしい。
リンパ管が傷ついている(穴があいている)ことで、水が溢れてくると。。
胸水のほうが、抜いたらそれで楽になるタイプが多く、リンパ管の傷がある限り、水はすぐ溜まってくるので、タチが悪いんだとか。

先生がいつものように紙に書いて説明してくれる。

これからの治療は、抗がん剤とステロイド。
食欲もまあまああって、普通に生活できているようなら薬だけもらいにくるように。
もし、もっと呼吸が苦しそうになったら、また来院してくださいと言われる。
その時は、また水を抜くのだろうか。

麻酔からさめたちはるは、興奮していて、近づける状態ではない。
私が顔を出しても「うぎゃぁ〜〜うぎゃぁ〜〜」と威嚇を続けて話にならない。
そういえば、前にも入院したとき「凶暴につき注意」と張り紙をされてたっけな。ちはるは先生がよほど嫌いらしい。
何とかダンボールに入れ連れて帰る。

家についたら、「あら?私どうしたの?」ってくらい元に戻ってた。
よかった。


こらからちはるの治療が始まる。病気のことは仕方ないとして、とにかく苦しまないようにしてあげたい。
2013年11月30日(土)   No.708 (猫のこと)

ちはるの病気

ここ2〜3日前から、何となく呼吸が変なちはる。
よく見ないとわからないけど、どうも荒い感じ。
はぁはぁという程ではないけど、お腹あたりがいつもより大きく動くってくらい。
それでも、何となく気になって、本日病院へ連れて行きました。


以前住んでいたところでお世話になっていた病院。この先生は、紙に書いてよくわかるようにすごく丁寧に説明してくれる。
症例がどれくらいあって、これがどういう訳でおきてくるのか・・とにかく専門的なことを素人でもわかるように教えてくれる。
今回は、何となく「大変な病気かもしれない」という思いがあって、こちらへ行くことにしました。


呼吸が少し変なことを先生にお伝えすると、「じゃあ、とりあえずレントゲンをとりましょう」ということになった。
レントゲンをを撮り、その後待つこと10分くらい。

先生の第一声は、「ちはるちゃん、久しぶりに会えたと思ったら、かなりきつい結果です」とおっしゃる。
結論から言うと、ちはるは、肺がんになってしまっているらしい。
このままにしておくと、あと2週間くらいしかもたないんだと。


「水がたまっているので、呼吸が苦しい。この水を抜くために、このまま預からせてください」
麻酔をして、少し毛を刈って穿刺をさし、水を抜くんだと。。。


ほんの少し呼吸が荒いなと思う程度であとはすごく元気で食欲もあるのに、”あと2週間”て、いったいどういうことなんだ。頭が真っ白になる。
涙が出てきて、先生が色々詳しく話してくれているのに、よく頭に入ってこない。
しっかりしろと思っても、思うようにならない。

「おかあさん、帰り道、車の運転を気をつけてくださいね。深呼吸して」と先生に言われ、診察室を後にした。
ちはるを連れて帰れず、一人で帰る道が辛い。
涙で前が見えなくなり。なんか、どうやって帰ってきたのか記憶にない。


家についても、やることはたくさんあるのに、何も手につかない。
先生は「水がうまく抜けて、抗がん剤が効けば、1〜2ヶ月もつかもしれない」とおっしゃっていたけど。。
上手に水が抜けますように。。祈るしかない。
2013年11月30日(土)   No.707 (猫のこと)

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