最近いろいろと話題の「アドラー心理学」。「嫌われる勇気」で世に知られるようになったようです。 今テレビドラマも放送されています。
今日は近隣センターで行われていた「アドラー心理学講習会」に行ってみました。 難しいのでどういうものかを説明することは無理なのですが、さわりだけちょっと書いてみます。 まず、アドラー心理学とは、心理学者アルフレッド・アドラーの思想からはじまり、後を引き継いだ人たちが発展させた心理学のようです。正式な名称は個人心理学というんだそうです。
アドラーはユダヤ人の裕福な家庭に生まれました。(7人兄弟の2番目) 幼い頃のアドラーは病弱で思うように体を動かせなかったのに、お兄さんは走ったりできる・・・アドラーが劣等感を感じた最初の体験だったかもしれません。
アドラーは1歳の弟を病気で亡くし、アドラー自身も肺炎で生死の境をさまよったため、これらの体験はアドラーが医者をめざすきっかけになったと言われてるようです。
今日は参加した私たちに「アンケート」のようなものが配られそれにこたえていく、そしてその答えを中心に講習会が行われていきました。 「この女性は何歳くらいにみえますか?」とか「この二人連れはどんな関係に見えますか?」とか。。 そのイラストは影絵のようになっていて、すごい想像力がわくのですが、ほとんどの方が最初の女性は「少女」と答えていたのに、私には40代の踊り子さんに見えました。 次の質問のイラストは大人の男性と小さな子供が手をつないで歩いている影でしたが、私には誘拐されているようにみえて、それを答えると皆がざわついてしまいました。(-_-;)
でも、講師の方は決して私がおかしいのではないとおっしゃいました。 この答のように人にはさまざまな考えがあるが、それを認めるのが大事というような話がありました。
それから、参加者の中で違った意見を持つ親子が、互いに「なるほどそういう考え方もできるわね」などと言って、意見を認めあう寸劇のようなものをおこなってみたりしました。
講師の方の体験なども通しながら、子供が勉強をしない時に、どう言ったらいいのか・・・などのアドバイスもありました。 そして、家庭内での夫婦、親子間の言葉のかけ方とか、スキンシップの仕方などのお話もありました。
いろいろ楽しく勉強ができました。 帰ってきて、なんとなくHideちゃんにメールをしたくなりました。 「今日はアドラー心理学の講習会に行きました。いつもお仕事ご苦労様、ありがとう」とメールしたら、「急になに?」と返ってくるかとおもいきや・・・。
「はい、ご苦労様でした」と何やら労いの言葉が返ってきました。ぷっ。
|