朝、早くに「採血します」と言われ起こされる。 どうも、この採血というのは、朝いちばんの状態が一番正確らしい。
痛みは相変わらずで、おへそから上へ20センチくらいの間がずっと痛い。 触るとさらに痛い。 点滴は3本されていて、しかも両腕なので自由がきかない。 そのうえ、採血と言われて採る場所もなく足の甲から!!痛いっ。
バタバタと人が入れ替わり立ち代り来て、特に担当の看護師というのはいないらしい。 男性の看護師さんが、「Himawariさん、今日は色々検査をします」と。
絶食のまま、エコー、MRI。 水も飲んではいけないらしく、どうも口の中が気持ち悪いので、兄にLINEをして、「洗面道具を早くお願いします」と頼む。
夜中に入院したとき、いびきをかいて寝ていた同室のおばあちゃまに挨拶する。少し耳が遠そうだが、ニコニコと笑顔を返してくれた。 同室に変な人がいると嫌だからな。。少し安心。
お昼近くに担当のDrが来る。あっ。。この人、Hideちゃんの胆嚢摘出手術したときお世話になった先生だわ。。 中国(たぶん)の方らしい。カタコト日本語だが、一応言ってることはわかる。 「しばらく、ゼッショクね。ごはんだめです。水もだめ。」 しばらくって、どれくらいだろう。 「5日、くらいね」 えぇ。5日も絶食かよ。((+_+))
3時過ぎ、「外科の部屋が空きましたので、引っ越します」と言われ、4階に移る。 せっかく感じのいいおばあちゃんと二人きりで良かったと思っていたのに、残念だ。
今度の部屋は4人部屋で他3人もすでに入院済みなので、今度は少し窮屈な感じ。 しかし、この部屋のカーテンだが、昔はこんなのはなく、隣の人のところに来た見舞客に椅子を貸してあげたり、お菓子などあげたりもらったり。 私なんか、母の付き添いをしてた時は、同室の方の食事を持って来たりして、「色々お世話しなさい」と母に言われたりした。
それが、最近は、カーテンでグルリと周りを囲み、まったく顔を合わせることもない。どんな方がいらっしゃるのかわからない。 これもプライバシーとやらなんだろうか。
夕方、Hideちゃんが仕事の途中に寄ってくれて、少々話をする。 各階にデイルームというのがあって、そこで食事をしたり見舞客などと会ったりするようになっている。 「早く、あそこで、ジュースでも買って飲みたいもんだ」 しかし、ゼッショク、きついわぁ。
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