++Himawari Diary++

2012年02月24日の日記

母のこと2
12時半の電話のとき、これからトイレに行って寝るというようなことを言ってた母。
実際には、深夜になっても話をしていて兄を寝かせてくれなかったらしい。
ここ3日、そんな毎日だったから、兄も疲れきってしまい、母の体も心配して「ねぇ、もう寝ようよ〜。寝てくれよぉ。。」

ようやく母が横になったのが3時。
兄は自分の部屋に入り眠ろうかと思ったところに、『ドサッ』というような音がして驚いて行ってみたら、母は床に落ちていた。。
呼んでみたがほとんど意識がなく、救急車を呼んで、色々手を尽くしてもらったが、意識は戻らない。


私の携帯が鳴ったのは3時半ころ。
「今救急車の中で、ベッドから落ちて・・・、意識がなくて・・」兄の話を聞いても何がなんだかまったくわからない。
落ちて脳しんとうでも起こしたに違いない、すぐに「大丈夫だったよ」と電話がくるだろうと思ってた。

20分くらい待っていたがそんな連絡もなく、こちらから電話を入れる。「意識戻ったの?」
意識は戻らず、もうだめみたいだというような話を兄から聞く。



なんで。実感はもちろんないから、悲しいとかそんな感情はまったくなく、ただなんでなんだということしか頭になかった。


朝の6時過ぎ、母の収容された病院に到着した。
廊下に父と兄が座っていて、母はもうすでに霊安室にいた。
でも自宅で亡くなってしまったため、警察が入っていて家族も廊下に出されてしまったとのこと。

ようやく「いいですよ」と警察に言われ中に入る。
母の顔を見たら、20日に植え込みに顔を突っ込んでしまった時の傷と、今回ベッドから落ちた時の傷が重なって、数箇所にアザができていた。

「痛かったねぇ。。」母の頬あたりを触る。初めて少しだけ「ほんとに母は死んでしまったんだ」と理解して、涙が止まらなくなった。

それにしてもだ。理由がわからない。
わかったところで母は戻らないにしても、何が死因なんだかわからないなんていやだ。
母は、そのまま監察医にまわされてしまった。場合によっては解剖されるのだという。

警察が自宅で調書をとりたいというので皆で自宅へ。
ここでも私たち家族は廊下へ出され、写真を撮られたりするのを待つ。
母の体はここにはなく、部屋も調べられ、とても複雑な心境で、今自分たちに起きてる現実が理解できず呆然とするばかりだった。
2012年02月24日(金)   No.284 (Himawariのこと)

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2012年02月24日(金)
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