++Himawari Diary++

2012年02月26日の日記

母のこと4
先祖の墓は鎌倉の大船にあって、お寺の住職に連絡を取ると打ち合わせに来て欲しいとのことだった。

26日、兄と二人で大船へ。

そういえば、子供のころはよくここへ来ていた。。
祖父や祖母の法要はもちろん、お彼岸、それから大船というと『夏』を思い出すからきっと夏休みには来ていたんだろう。
祖父祖母二人とも夏に亡くなっているから、そんなことでだろうか。


同じ神奈川県内とは言え、やはり鎌倉は少し遠い。
高齢になるにつれだんだん行くのが大変になっていたようで、よく母は「お墓が近くにあればねぇ」と言っていた。


母は長女で、下に7人もきょうだいがいた。子守や家業の手伝いがあって勉強はさせてもらえなかったらしい。。
それでもきょうだいの誰よりも成績がよく、叔父さん叔母さんに聞いても、みんなが口をそろえて、「ねえちゃんは頭がよかった」と言う。
教科書の詩を丸暗記して、それをずっと母は覚えていて、時々私に詠んできかせてくれた。


病気をすると、薬の成分などを調べ自分で分析して、先生に「この薬をください」などと言って怒られたこともあった。(これは長いこと笑い話になっていた)
80歳になって携帯のメールを覚えたことも記憶にあたらしい。

「戒名にぜひ『賢』という字を入れて欲しい」と住職にお願いする。
賢いという意味と、良妻賢母という意味をこめて。


お通夜は3月1日、告別式は2日と決まった。
2012年02月26日(日)   No.286 (Himawariのこと)

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2012年02月26日(日)
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